紅い文

間違いだらけの文章につき、あかいふみと名付けました。

映画鑑賞記

 ただいま絶賛秋花粉症中の二三歩です^^;
 土曜日にホットカーペットカバーを干して取り込む際にマスクしなかったせいでしょうか。
 鼻水とくしゃみが癖になってしまいました(大汗)
 今からこれでは来年の春が思いやられます。

 さて、本日のお題。
 じつは先日、「伏 鉄砲娘の捕物帳」というアニメ映画を観てまいりました。
映画「伏 鉄砲娘の捕物帳」公式サイト
 原作発行当初からアニメ映画制作決定の帯がついており、話題にはなっておりました。
 私はようやく今年1月に読みましたが、里見八犬伝をベースとした冒険ファンタジーと記憶しております。
伏―贋作・里見八犬伝 (文春文庫)
 以下ネタバレありのため、折りたたみ。
 肝心の映画ですが、原作を読まなくても充分に楽しめます!
 祖父を亡くした浜路は兄の道節を頼り、江戸へ出てきます。
 江戸では夜な夜な人を襲う伏(犬)の退治に追われていました。
 迎えに来るはずの道節に会えず、迷子になった浜路は怪しげな男に絡まれてしまいます。
 困っている浜路を助けてくれたのは、信乃という美青年でした。
 山で祖父に倣い狩りをしていた浜路は道節とともに伏退治することに。
 そして江戸案内がてら、吉原に出向きます。
 太夫凍鶴に白粉と共に獣の匂いを嗅ぎ分けた浜路は、狩りを開始します。
 浜路の鉄砲は見事命中し、死に際の伏は一通の手紙を託します。

 とここまでにいたします。
 そうそう、この物語は「南総里見八犬伝」の作者滝沢馬琴も登場し、孫娘の冥土と浜路が仲良くなります。
 原作はダメ息子という設定でしたが、これは女の子にして正解だったと思います。
 伏の森話ですが、原作は冥土と信乃が浜路に語って聞かせるという形式でしたが、
これは信乃が舞台に立つ演目としてコンパクトにまとめておりました。
 脚本の妙というやつですね(^_^;)
 ヴィジュアルも江戸時代といこともあり、日本画のような感じになっておりました。
 日本画というより墨絵に近い感じかな?

 ちなみに浜路を演じた声優は寿美奈子さん。
 最初キャストを聞いたとき、ムギかよ(byけいおん!)と思ったのですが、結構はまっておりました。
 信乃は宮野真守さんです。
 こちらは文句なく良かったです(^^)d

 もう一度内容に触れますと、人間の心臓をえぐって食べるシーンがあり、
8月に見に行った「画皮」を思い出してしまいました。
 「画皮」は自分の美を保つために食べておりましたが……。
 ちなみにどちらも生々しく描いておりませんが、「画皮」は虫苦手な方はやめた方がいいと思います。
 
 とっ散らかした内容になってしまい、申し訳ございません<(_ _)>
 正直に申しますと、花粉症があまりにも酷かったので、薬を飲んでいったら眠くなってしまいました(>_<)
 だから若干うつらうつらしながら、見てたんですよ。
 でも、充分楽しめました(*^^)v
 最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 秋沢文穂拝