紅い文

間違いだらけの文章につき、あかいふみと名付けました。

今週のお題「センチメンタルな秋」

 毎年この時期になると、私『センチメンタル過剰』気味となる。
 忘れもしない2002年11月30日――。
 札幌ペニーレインにて、NUMBER GRILは最後のライブを行った日。

 その日、私は日常を生きていた。
 朝起きて会社に行き、まっすぐ帰宅し、自宅で過ごしていた。
 というのも前日はキリンジのライブに行き、溜めた仕事をしなければならなかったのだ。
 今頃、何を演奏しているのだろうと北の台地に思いを馳せていた。
 
 NUMBER GRILの終焉はキラキラした夏が終わり、寂しげな晩秋のようであった。
 耳に入るギターサウンドは全て無意味に思えた。
 私はギターバンドが聴けなくなり、ホーンセクション物ばかりを聴いていた。

 解散から1年、2年と過ぎ、年を追うごとにさすがに『センチメンタル過剰』とまではいかないが、暑かった夏を思い出し寂しく感じる時もある。
 そして、解散から9年目の秋がまたやってきた。
 今年の11月30日は久しぶりに『サッポロOMOIDE IN MY HEAD 状態』を聴こう。

ライヴ・アルバム ?サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態 ナンバーガール映像集「NUMBER GIRL」 [DVD]

 なんてかなりおセインチックな文章を書きましたが、いつかNUMBER GRILの楽曲タイトルをお借りして話を書きたいと思ってます。
 今のところ、2タイトル分しかネタが出ていません(汗)
 来年は解散から10年。何とかしたいところだが……

 秋沢文穂拝