紅い文

間違いだらけの文章につき、あかいふみと名付けました。

美術鑑賞記

 おとといの話で恐縮です(^^ゞ 
 ようやくまとまったので、レポ。
 写真は例によってピンボケしてますが、ご勘弁を(^^ゞ

 「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」           @東京・上野公園 国立西洋美術館


 
 今回は40年ぶりに日本で公開される「着衣のマハ」が見たくて出かけることにした。
 この作品は「裸のマハ」と一対になっており、パトロンの依頼で裸を隠すために着衣バージョンが描かれたと言われている。
 間近で見るマハは、胸元を豊かに見せるため何度も絵の具を重ねて立体感を出していた。
 さらに微笑みを湛えるマハは官能的であり、裸でなくても充分エロスが漂っていた。
 ちなみにマハというのは人名でなく、粋な姉ちゃん的な意味らしい。今回はじめて知った。
 
 さらに銅版画も展示されていて、以前「ゴヤの世界」という銅版画展で見た数多くの作品に再会した。
 特に戦争の悲惨さを訴えた作品「戦争の惨禍」では、残虐なシーンに再び胸が震えた。
 私はこの作品郡に魅了され、図録まで購入したほどだ。
 ゴヤは宮廷画家でありながら、社会風刺する作品も多く描かれていることも大変興味深い。

 ついでに常設展示も見てきたが、ウィリアム・ブレイク展が行われていた。
 こちらもゴヤと同じように銅版画だが、神曲ヨハネ伝の挿絵で線のタッチがとても繊細だった。

 それにしても、美術品は本物を見てなんぼだと思う。
 印刷されたものやネットでも見れますが、それだと本当の色彩がわからない。
 それに画家たちの筆使いも、実物を見るのと見ないでは全然違ってくる。
 筆使い=息遣いだとしたら、展覧会に出かけることは、画家の息吹を感じることにつながるのだ。
 でも、ほとんどの作品は誰かの手によって、修復されてますがね(苦笑) 

 家に帰って葉書を整理したところ、以前プラド美術館展に出かけていた。
 しかも、右端の葉書購入してあった ガクッil||li ○| ̄|_
 これからはきちんと予習すべきだな。反省…

 追記:こんなのを食してきました。
     本当は韻松亭でお昼をとりたかったのですが、なにせ値段がっヽ(;゚д゚)ノ
     ということで、隣接している喫茶去で一服( ^^) _旦~~させていただきました。

 大変美味しかったです(^^)d
 ついでに、出してくれた「おから茶」もこれまた美味(´∀`)
 ふんわりとした優しいお味でした☆ミ
 土産買えばよかった(T_T)

 というわけでかなり濃厚な1日を過ごさせていただきました。
 次回は月曜日に更新しますね。
 まだ、他にも撮影(ピンボケだが)してきてますので掲載するつもりです。
 ここまでお付き合いして下さいまして、ありがとうございました<(_ _)>

 秋沢文穂拝