紅い文

間違いだらけの文章につき、あかいふみと名付けました。

「Sensatinal〜Original〜 2-1」更新いたしました

きのうは九州地方で大雨でしたが、皆様大丈夫でしょうか。
今年は九州から関東までの梅雨入りが早かったので、早く終わるのかと思ってました。
でも、梅雨明けは例年通りだそうで、まだまだ油断できませんね。
大きな被害がなく、無事に明けるのを祈らんばかりです。

本日は『Sensatinal〜Original〜2-1』を更新いたしました。
次回はいよいよ魔利世と日比野ディレクターの対面シーンです。

ふと思ったのですが、Sensatinal〜Original〜 1-1と今回出て来たアーティストをご存知ない方いらっしゃるでしょうか。
軽く解説しておこうと思います。


パティ・スミス 
70年代ニューヨークアンダーグランドシーンで詩人として活躍し、のちにレニー・ケイと出会い音楽へと活動を広げる。
アメリカの良心と謳われるブルース・スプリングスティーンとの共作『ビコーズ・ザ・ナイト』が全米でヒット。
しかし、翌年に発売された『Wave』を最後に、元MC5のフレッド・スミスと結婚し7年間活動を停止する。
94年にその夫を亡くし、現在は精力的に活動中。復活して何度も来日公演を果たしている。
さらに補足しておくと、エイズで亡くなった写真家ロバート・メープルソープとエピソードはファンの間ではあまりにも有名。

ランド(1975-2002)~グレイテスト・ヒッツ    パティ・スミス完全版

デボラ・ハリー
ニューヨークで結成されたロックバンドブロンディのボーカル担当。ブロンドの髪に、赤い口紅というスタイルでマリリン・モンローの再来といわれる。
79年に発売された『ハート・オブ・グラス』、『サンデー・ガール』により一躍スターダムに。
80年に入り、映画『アメリカン・ジゴロ』のテーマ曲『コール・ミー』が英米No.1を獲得。
82年にギター担当のクリス・スタインが白血病にかかり、デボラが看病するためバンドは解散した。
そして、99年にバンドを再結成し、このとき発売された『マリア』が全英No.1を獲得した。

軌跡!ザ・ベスト・オブ・ブロンディ

ジャニス・ジョプリン
60年代に活躍したシンガー。わずか27歳で死去。圧倒的な歌唱力はロック史上に残る。
かねてから彼女の周りには、ドラッグやアルコールの過剰摂取の噂があり、死因は高純度ヘロインの摂取とされている。
ドキュメンタリー映画『ジャニス』の中で、
「口を大きく開けて、『あー』と声を出したら歌えた」と言っていたのが私的には印象深かった。

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そして、今回出て来たビリー・ブラッグ
イギリスで活躍するアーティストで、一人ギターで演奏する姿は、ワンマン・クラッシュと呼ばれ、政治に対するシニカルな歌詞はワーキングクラスの若者の間で支持される。
アメリカのオルタナティヴロックバンドウィルコとの共作『Mermaid Avenue』は、故ウッデイ・ガスリーの残された詩に曲をつけ、話題となった。
また、2002年バンド形式でアルバム『England,Half English』を発表し、サッカーW杯イングランド代表応援ソングも含まれている。
2008年にレコード会社を移籍し、アルバム『Mr. Love & Justice』を発売している。

ミスター・ラヴ&ジャスティス

以上、このような感じです。
パティ・スミスは自伝、ジャニス・ジョプリンは自伝と映画がありますので、ご興味を持たれた方はお手に取ってはいかがでしょうか。

ここまでお付き合いしてくださり、ありがとうございます。
あさっては、SHOOT BALL を更新いたしますのでよろしくお願いします。


秋沢文穂拝